災いクラスの俺様英雄の帰還第1話

第1話

射手座の聖人であるヒューゴ・オッターズが龍蛇に真剣な表情で明日死ぬと告げる。龍蛇は食事をしながら気にも留めていない様子だ。
すべての始まりは20世紀最後の日。災厄たちは圧倒的な力で人類を窮地に追い込む。そこへ突如、黄道12宮たちが姿をが現れた。

©災いクラスの俺様英雄の帰還第1話

彼らは人類に災厄と戦える力を与えた。しかしその中にどの神の祝福も受けていない覚醒者が現れた。それが龍蛇タケルだ。今回も、他の12星座を圧倒する力で災厄たちとの戦いを進める。他の聖人たちは今回もらえる報酬のことで頭がいっぱいだ。龍蛇が復興に充てるお金のこともあるから我慢しろと言うが、聞く耳を持たない。さらに、被害が大きくなった方が報酬が増えるからと、すぐに現場に行くなと話すありさま。
いよいよ悪魔の塔の主であるレッドアイとの戦闘となる。しかし、圧倒的な戦闘力に戦意を喪失する聖人たち。

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ほかの聖人とは違い、一人でもレッドアイに立ち向かう龍蛇だったが、結局最後は後ろから刺されて罠に落とされてしまった。あれからどれぐらい時間がたっただろうか、龍蛇は災厄たちと戦い続けていた。復習だけが龍蛇の原動力となっている。それから20年後。悪魔の塔の災厄を全部片づけたところで、意識を失った龍蛇。辺りは激しく揺れている。
外の世界では災厄たちが人を襲っている。逃げることしかできない人類。災厄たちに囲まれてしまうが、ちょうどその時、悪魔の塔が爆発し、中から人が現れる。

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