盗掘王 あらすじ 第14話~第18話

遺物「不老草」編

第14話

銃を突きつけられる遼河だったが、劉から奪った婦女子が売るおいしい餅を使用し、その場から脱出する。
脱出後、佐々木を支援していたのはTKBMのため、預言のどこかに大河原に関係するものがあるのではと、未来記の写本を確認する遼河。ラスベガス地下オークションでランクの高い遺物の出現を示唆するものが書いてあった。大河原は間違いなく現れるはず。しかし、世界が遺物を認識するきっかけとなった、全世界が墓に呑み込まれる大古墳化のことを示唆している文言なのだろうが、遼河の記憶ではそれはまだ先のことだったはず。とにかく神クラスの遺物が手に入るチャンスのため、絶対にぶん取ってやると闘志を燃やす遼河であった。
中国発掘調査団対策委員会では、未来記が完全に破壊されたと報告があった。それを一人の女性が盗み聞きをしていた。誰かに報告をしている。その相手は遼河をヘッドハンティングしようと考えているが、女性は反対しているようだ。
アメリカラスベガスのラウンジに遼河はいた。そこに呉羽たちが遅れて到着する。どうやら話が通じず、中に入れてもらえなかったようだ。呉羽たちが調べた情報に目をやる。大河原の使う偽名で間違いなさそうだった。次にオークションカタログに目を通す。神クラスの遺物は出品されていないようだ。しかし、手に入れておきたいものが見つかったため、軍資金稼ぎにカジノに繰り出すことにする遼河であった。

第15話

周りがざわついている。スロットマシンで異常な大金が当たっている。帰り際に店員にいかさまを疑われるが、証拠は出なかった。手には金色のナイフを持っていたが、特に怪しいところはなかった。しかし、このナイフは金の斧が偽装した姿だった。金の斧には財宝を集める能力がある。それを利用し、カジノで稼いでいたのだ。さらに別のカジノで稼ごうとしたのだが、銀の斧がざわつきだす。銀の斧は主人の財宝を狙う敵を探し出す遺物だ。遼河を狙う何かが近づいている。財布が盗まれたり、金がなくなったり、強盗が現れたりと周りにも異変が起きる。そこに金髪美女が通りかかった。遼河が慌ててその場から離れるよう呉羽たちに言う。アイリーンと言う名の金髪美女は神クラスの遺物を所持している。彼女の別称は「破産王」。世界レベルの経済恐慌を引き起こすこともできる。その場から去ろうとする遼河をアイリーンが追いかけてくる。出入口のドアに触れると、ドアから凶悪なオーラを検知する。ドアから脱出できず、アイリーンにつかまってしまう遼河であった。

第16話

アイリーンに触れられている遼河の遺物は深刻なレベルまで悪化している。アイリーンの手を振り払う遼河。アイリーンはカジノで大当たりを立て続けに出している遼河を探していた。その秘訣を教えてほしいと言うアイリーンを冷たくあしらいその場を後にしようとする遼河に対し、呉羽たちはアイリーンに近づくその瞬間、呉羽たちは体調を崩しその場にうずくまる。呉羽たちを連れその場を離れる遼河。お金を呉羽たちに持たせ、アイリーンに近づかないよう念を押し、自分はオークションに向かう。
オークション会場を歩いていると大河原の右腕の伊藤が遼河に近づいてくる。そして、その横には大河原がいる。大河原にされた仕打ちを思い出し、今度は負けないと意気込む遼河であった。株価の暴落、携帯の電波が届かなくなるなど、また、周りで異変が起こる。アイリーンが遼河を追って来たのだ。話を聞いてほしいと何度も遼河に頼む。自分の周りは全員不幸になるため、遼河のような幸運を身に着けたいと話す。破産王の面影がないため、演技をしているのではと疑う遼河。また、アイリーンに触れられる。今度は、遺物のオーラに対する耐性ができたというシステムからの報告が入る。村正の墓脱出時に手に入れた、なぞの医療系遺物の力がアイリーンの遺物に触れて活性化されたようだ。近くにいるだけで耐性数値が上がるうえ、周りは不幸になっていくので、近くにおいて損はない。さらに大河原の身にも不幸が起きていた。そのため、言葉巧みにアイリーンを自分と一緒にオークションへ参加させることにした遼河であった。

第17話

客席がかなり空いている。不幸に見舞われた参加者の3分の2が去った。大河原はオークションに参加している。アイリーンは遺物について何も知らない様子だ。遺物が勝手に付きまとうケースもあるようで、不幸の遺物に付きまとわれ、現在の優しい面影はなくなり、性格が破綻した破産王が誕生したようだ。アイリーンが遼河に話したことによって少し楽になったと話す。次の瞬間、遺物のオーラが強くなる。半径1kmに強力な遺物のオーラが爆発する。遺物が悲鳴を上げる。耐性数値もすごいスピードで上がっていく。一度アイリーンを落ち着かせるが、オーラに充てられた人たちを見て、ライバルを脱落させることができるのではと考え、再度、アイリーンの気分が良くなるような話をし始める遼河。参加者たちは予想通り理性を失い、意味もなく値段を吊り上げていく。そのおかげで、欲しかった遺物を楽に落札する。しかし一部の遺物は大河原に取られる。支配力が高い大河原にはアイリーンのオーラは効かなかったようだ。そのような中でも、必要なものは全部落札する遼河。ほしいものが手に入ったので別室で話をしようとアイリーンに持ちかけた時に、本日の目玉商品が紹介される。それは神クラスの貴重な医療系遺物の「不老草」だった。前回の人生で大河原が所持していた不老草。遺物の瘴気に蝕まれていた遼河はこの実なしには生きられない状態だった。そのため、今回は何としてでもこの遺物を手に入れたい。財力では敵わない遼河は、アイリーンに問題解決の報酬として、不老草を落札してほしいと交渉を持ちかける。アイリーンはそれを承諾するのであった。

第18話

アイリーンは最終的に5億ドルで落札する。別室ではアイリーンの不幸のオーラの除去方法について話をする2人。アイリーンには寄生型の珍しい遺物がついていた。現段階では解決策が見いだせないため、連絡先を交換し時間をかけて対処することにする遼河であった。
オークションで手に入れた遺物を現金と交換しようとする遼河。しかし、呉羽たちに連絡がつかない。呉羽たちは大金を持って逃げたのだ。
逃げる途中、遼河につかまる呉羽たち。遼河は先ほど落札したハンムラビ法典の遺物を使う。