盗掘王 あらすじ 第19話~第25話

遺物「アヌビス」編

第19話

お金を持ち逃げしようとした呉羽たちを、「ハンムラビ法典」の遺物で攻撃する。

今後、遼河を裏切るような行為をするとバツが与えらることになる。反抗する呉羽たちに遼河は、形は奴隷契約だが、仕事をすればそれに見合った報酬を払うことを約束する。
翌日、ホテルの1室に呼び出される呉羽たち。呉羽たちの仕事は「不老草」の世話係だ。遼河では支配力が強すぎ、育てるどころか植木鉢への植え替えすらままならない。呉羽は親和力が高いようで、「不老草」との相性もよさそうだ。呉羽たちが不老草の植え替えをしている時、携帯に登録されていない番号からの着信が入る遼河。登録はしていないが見覚えのある番号。それは、大河原からだった。大河原は「不老草」のことで話をしたいと伝えるが、遼河側には話すことはないため、電話を切られる。用件も聞かず電話を切る遼河に怒りをあらわにする。そして、その怒りは昨日のオークションを途中で止めた伊藤に向く。伊藤は汚名返上のため、遼河から「不老草」をうばってくると大河原に伝える。
大河原が不老草を狙ってくることを考え、遼河は「銀の斧」を携帯し、街中へ繰り出す。銀の斧は追跡者を探知するが、それは伊藤1人だった。
伊藤が遼河をバーで見つける。早速声をかけるが、遼河は無視する。無視され続けたため、声を荒げる伊藤。それを待っていたかのように遼河が伊藤を殴り飛ばす。伊藤のポケットからは遺物のオーラを感じる。遼河はそれを奪う算段を考えるのであった。

第20話

遼河はわざと伊藤を挑発しつづける。伊藤はすぐに他人の言葉に流される。中身はコンプレックスの固まりのようだ。そのため、平常心を保てず、ちょっとでもレベルの高い遺物を使うことができなくなる。今回もそれを利用して伊藤の遺物を奪うことにする遼河。さらに挑発すると、ついに伊藤はキレて遺物を使用する。しかし、支配力が低下しているため、使えない。遺物が使えない伊藤から遺物を奪う遼河。それを早速使用する。

この遺物は「ブードゥー司祭のゾンビパウダー」。粉に触れると一時的ではあるが、理性を失ったゾンビになる。それを伊藤に使用する。
伊藤は檻の中にいた。まだ、意識が戻っていない。それを檻の外から大河原が見ている。伊藤はあの後、全裸で通行人を襲おうとしたようだ。大河原は次に野上を遼河に送る。
遼河たちはラスベガスの空港にいた。オークションで落札したものと伊藤から奪ったものを合わせてかなりの収穫があったようだ。とても満足しているようだ。そこへ、TKBMの専属弁護士である野上が遼河に話しかける。

第21話

大河原は伊藤を倒した遼河の能力を高く評価している。そのため、TKBMと契約を結ぶ提案に野上は来たと話す。遼河はこの契約に何のメリットがないと返す。野上が脅すが、遼河は遺物を取りだし攻撃を仕掛ける。まだ、遺物の存在が表に出ていないこの時期に、遺物を人前で使う遼河に驚く野上。野上も遺物で攻撃するが、遼河の「ハンムラビ法典」で反撃される。さらに「銀の斧」で野上の遺物を攻撃する。野上はゾンビパウダーの影響で理性を失う。野上の遺物を奪った遼河に「カラス」が危険が迫ってると警告する。その警告を無視していると、大河原が現れる。

支配力の影響で、近くにいた呉羽たちの身体が動かない。遼河が大河原の首にナイフを近づける。呉羽たちの身体が動くようになった。大河原は、遺物の存在が世の中に知られると困ると言い、遺物を使用する。しかし、発動しない。先程、遼河が大河原に近づいた際、チケットのような遺物を奪っていたのだ。

第22話

遺物を盗られたことに腹を立てた大河原は、「征服の遺物」を使おうとする。正確な名は大河原が隠しているため、遼河でも把握できていない。「カラス」が実態を現す。強大な遺物を使用すると、この地に眠る「アヌビス」の遺物たちが目覚めてしまうと警告する。警告を無視して遺物を使ったため、墓が現れ始める。それは空港全体だけでなく、世界全体を包み込む巨大なものだった。墓を攻略するため、遼河が動こうとすると、大河原が再度、遺物を使用する。その力で押しつぶされそうになる遼河たち。そこへ「セト」「オシリス」「アヌビス」の遺物が現れる。

3体の神クラスの遺物が現れたため、世界全体を包み込む墓となった。三体の力で、大河原の遺物の力が失われる。自分のテリトリーで遺物を使われたことに声を荒げる「セト」。「アヌビス」たちの声にも耳を貸さず、「セト」は遼河たちを力でねじ伏せようとするのであった。

第23話

「セト」の攻撃に合わせて、残りの2体の遺物も攻撃をする。耐性が低い呉羽の子分たちがダメージを受ける。さらに大河原もダメージを受けている。呉羽たちに安全な所へ避難するよう指示を出す遼河。ダメージを受けない遼河にさらに攻撃を加える「セト」に対し、「ハンムラビ法典」で反撃する。「オシリス」が能力を使うことを提案するが、寿命が縮まるらしく使用を拒否する「セト」。「セト」は遼河から「カラス」のニオイを感じる。「オシリス」が「カラス」は封印しているため気のせいではと話しかけたことをきっかけに「セト」とケンカする。そのすきに、攻撃をしようとする遼河を、「アヌビス」が能力を使用して対応する。
「アヌビス」は審判の秤という試練を遼河にさせる。

以前の所有者である子どもから「アヌビス」の遺物の攻略法を聞いていたから、遼河には余裕があった。陪審員の前で42個の質問に、嘘偽りなくすべて「はい」と答えればいいだけなのだ。最初の質問は「盗みをはたらいたことはないか」。次の質問は「嘘をついたことはないか」。「人を殴ったことはないか」「他人の物を壊したことはないか」「見返りを求めたことはないか」など、遼河には「はい」と答えられないものばかりだった。答えられなかったため、遼河は地獄に落とされてしまう。そこで、大量の亡者たちに襲われる遼河。もうだめかと思われた時、「カラス」が助けに入る。

第24話

「カラス」の能力で、遼河が試練から脱出する。しかし、その力は「太陽神ラー」のものであった。「セト」は「カラス」を泥棒と呼ぶ。人間の見方をしただけでなく、仲間の遺物を破壊し、その力を食らいつくしたことを恨んでいるようだ。「セト」と「オシリス」も能力を使う。亡者たちが世界にあふれ出す。その亡者たちに3体の遺物の本体が埋まっている。この亡者たちは頑丈で、「正宗」ではダメージを与えられない。そのため「エジプトの葬儀師が憑いたナイフ」を使用する。同じエジプト系のため反応する。「ナイフ」に「アヌビス」に挨拶へ行こうと遼河がそそのかす。

3体の遺物は「カラス」が再び現れたことをほかの遺物に伝えようとする。しかし、そこへ遼河が襲い掛かる。「セト」と「オシリス」の本体が壊される。「アヌビス」の本体も亡者のミイラから取り出される。遼河は「アヌビス」にもう一度、裁判を要求する。さらに質問を変えなければ、この場で粉々にすると脅すのであった。

第25話

再び裁判を開くしかなかった「アヌビス」の姿は、以前と違いかなりダメージを受けているためボロボロだ。そして、遼河が質問を「盗みをしたか」に変更するよう「アヌビス」を脅す。

そんな死後の審判に何の意味があるのかと声を荒げる「アヌビス」に、再度脅しをかける遼河。42個の遼河によって変えられた質問を出し終わるころには、「アヌビス」はボロボロになっていた。試練を攻略し、墓を閉じる遼河。大古墳化を維持するための遺物の力が失われたため、世界を覆っていた墓は閉じた。
そこへ、始末できないなら自分の配下へ入れようと、大河原遼河に近づく。しかし、提案をする大河原の言葉にキレた遼河は、大河原の首を撥ねる。大河原の首から飛び散った血が元に戻る。さらに傷ついた組織も元に戻ろうとしている。「ステュクス川の水に浸したアキレウスの体」という遺物の力のようだ。大河原の持っている遺物の所在が分からないため、遺物を奪えない遼河。それでも大河原に突っかかる。今度は正宗にありったけの力を込めて攻撃をする遼河であった。