盗掘王第5話
第5話
遼河が住んでたマンションは、巨大な墓に呑み込まれていた。周りにいた人たちの感情が高ぶっている。遺物と墓の力のせいでまともな思考ができなくなっているようだ。前回は、この墓が出現している間、美術品ブローカーのもと、働かされていたので遼河は何も知らない。遼河のルームメイトが自衛隊員に銃口を向けられていた。
遼河が自衛隊員を蹴とばす。正気に戻った自衛隊員から情報得た遼河は、墓に向かう。すでにアメリカや中国の方では遺物の争奪戦が始まっているようだ。
遼河も先を急ぐ。トゥームグリフと呼ばれる文字がある。遺物は自分のことをその文字で書き記している。それが読めれば、墓の入り口やどこにどんな罠が仕掛けてあるかなどありとあらゆることが分かる。誰にでも読めるものではないのだが、遼河にはこれが読める。
トゥームグリフを解読し、入り口を見つけた遼河。遺物で入り口を切りつける。