俺だけレベルアップな件第132話~第138話

DFNゲート攻略編

第132話 第133話 第134話 第135話 第136話 第137話 第138話 

第132話

諸菱は、水篠にレイドが失敗したことを告げる。
諸菱の父は仕事場で眠りから覚めた。秘書にどのくらい眠っていたかたずねる。23時間と46分眠っていたようで24時間を経過していたら病院に連れていくことになっていた。秘書は2つ報告をした。1つは溺睡症から水篠の母親が目覚めたこと。もう一つは娘が来たこと。
オルロフは巨人にひと飲みにされる。軍隊や待機していたハンターが応戦するが、、、。その様子をテレビで見ている水篠。このままでは架南島のようになると考える。妹が行かないでと言う。水篠は少し考え、最近働きづめだったからしばらく休もうと思っているから心配するなと答える。

©俺だけレベルアップな件第132話

公園のベンチで1人考えにふける水篠。水篠がベルを呼び、妹の様子をたずねる。高校でのオーク襲撃による精神的ダメージがかなり大きいようでずっと寝ているようだ。4年前の初レイドの時に止められて以来、何も言わなかった妹。DFN行きを迷う水篠の前に、諸菱の父親が現れる。話しの前に小切手を差し出す諸菱の父親。

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S級ハンターにはただの紙切れだと思うがこれが自分の誠意だと話す。自分に何を求めているのかたずねる水篠。自分も水篠の母親と同じ病を患っていると答える諸菱の父親。諸菱にもまだ話しておらず、担当医と妻と秘書しか知らないと付け足す。治療法について調べていたらこの病を克服した人がいることを知ったため、水篠に接触してきたらしい。水篠は様々な選択を強いられることとなった。

第133話

報道のヘリがDFNの悲惨な状況を中継している。

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この1番デカい巨人はゲートの前から離れないが、他の巨人は歩き回っている。ゲートからは31体の巨人が出てきたが倒せているのはたった2体。現在、ダンジョンブレイクして2日目。DFNが更地になるまで巨人たちの破壊は続きそうだ。
水篠が我進ギルドの宣伝にもなるし、DFNに行くと、諸菱に伝える。諸菱は、これまでの大きなレイドに自分が同行できていないことを根に持っていたため、今度こそ水篠のサポートのために一緒に行くと言い出す。

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諸菱の覚悟に水篠は冗談だと返す。影の兵士を使えなかったが、設計者といい勝負だった水篠。自分より強い奴らはいくらでもいるから自分がやらなくてはと考えるのをやめようとする。自分はヒーローでも何でもないのだから。家に帰り、家族で食事をする。妹は食欲がないようだ。
諸菱の父親には、自分にできることはないと小切手を突き返す。命の神水の数に限りがあるため、諸菱の父親であってもよく知らない人間に渡すわけにはいかないと考えている。
自分にまだ伸びしろがあるなら強くなるために戦場に向かうべきと判断し、母親にDFNへ行くことを伝える。父親も消防士として、連絡があればすぐに駆け付けていた。荷造りを手伝うと水篠に応える。
その夜更け。水篠は妹に絶対に帰ってくるとそして、いつも行かせてくれてありがとうと話す。

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しばらく留守にするけど、どこにいたって自分が守ると告げる。

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水篠はDFNへ行くことを記者会見の場で報告する。そして、水篠と諸菱は我進ギルドとしてDFNのダンジョンブレイク攻略に向かうのであった。

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第134話

DFNでは、民間人が非難している。ある病院、患者の非難が難しいことから、軍隊の避難指示を断り、医師たちも残ることになった。民間人たちを残していけないため、一部の軍人が残ることにしたその時、巨人がビルの間から現れた。

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銃で応戦するもまったく歯が立たない。もうだめかと思ったその時、水篠の影の兵士が巨人を吹き飛ばす。諸菱は瓦礫から民間人を守る。民間時の避難を諸菱に任せ、巨人たちと戦う水篠だった。

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アメリカ東部では、セルナに能力を開放してもらったハンターたちが、水篠について話をしている。水篠が死ぬまでの日にちで賭けをしていると、スカベンジャーギルドのトーマスアンドレが水篠の生き残る方にビルを賭けてきた。

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水篠の話より、こっちにできたS級ゲートの心配をしたらどうかと話を続ける。明日にはこっちのゲートもダンジョンブレイクを起こすようだ。
報道のヘリが、水篠の影の兵士が巨人を襲っているところを中継している。

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ナイトやアイアンたちもそれぞれの持ち場で巨人たちを攻撃している。水篠もここから本格的に攻撃を始めるのだった。

第135話

DFN内の巨人たちがどんどん倒されていく。DFN各地では水篠が派遣した影の兵士が、配置されていたハンターたちとともに巨人を倒していく。体力を消耗していく巨人が、何度でも復活する影の兵士に勝てるはずもなかった。

©俺だけレベルアップな件第135話

問題は、S級ゲートのダンジョンブレイクの影で、小規模のゲートもダンジョンブレイクを起こしていたため、そちらのモンスターも同時に討伐し、民間時の避難も行う必要があったことだ。
ダンジョンブレイク7日目の夜。街はほぼ壊滅状態となっていた。ウィングが現状を伝えに来た。オルロフを含めたS級ハンターが3人亡くなったとのこと。A級以下の被害は聞くまでもない。巨人が複数で行動しているため、討伐が思うようにいかないようだが、水篠の影の兵士が残りの巨人たちと交戦中のため、残りはゲートを守っている巨人だけのようだ。それよりこの壊滅した街に見覚えがあった。燃えてはいないが悪魔の城のようだった。二重ダンジョンから何も起きてないため、あれが設計者の本体だったのかもしれない。システムが未来を暗示しているなら自分が止めてみせると決意を固める水篠だった。

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抜剣ギルドのカナが苛立ちを隠せない様子だ。影の兵士たちが巨人たちをある程度攻撃して水篠のもとに帰っていったからだ。まるで後始末くらいは自分たちでしろと言っているようだった。
この戦いで影の抽出をした兵士を含めた、全兵力がそろった。水篠が進撃の指示を出す。

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第136話

全兵力が巨人に襲い掛かる。しかし、巨人の一撃が100体以上の兵士を葬り去る。影の巨人も一振りでやられてしまう。

©俺だけレベルアップな件第136話

アリたちが足元から襲い掛かる。ベルやナイトたち上級兵は未だ待機している。弱点を探るため、もう少し様子を見る水篠。マナは徐々に減っていく。鎧の魔力に覆われている巨人は、影の兵士の攻撃をかわそうとしない。一度だけ顔への攻撃だけかわした。上級兵たちとともに攻撃にでる水篠。やはり顔への攻撃をかわす巨人。スキルを使い、間髪入れずに攻撃を繰り出す。

©俺だけレベルアップな件第136話

最後は、負傷した左目にベルが飛び込み外部と内部から攻撃をし倒すことに成功した。

第137話

システムが敵を倒したことを知らせる。「ダンジョンの主を倒しました。」というアナウンスではないため、まだレイドが終わっていない。この巨人は影の抽出ができない。ゲートから魔力が放出される。その爆風だけで水篠の頬に傷がつく。さらにゲートが巨人の魔力を吸収する。

©俺だけレベルアップな件第137話

ゲートの中に入ることにする水篠。

©俺だけレベルアップな件第137話

巨人たちが出てきたゲートのため、内部はかなり大きな造りとなっている。ゲート内には不気味な笑い声が響く。声の主は鎖につながれていた大男だった。支配者たちの企てを知っているから早くほかの君主に知らせねばと水篠に語り掛ける。さらに、この鎖を解いてくれと話を続ける。水篠をよく見ると、自分の知るものとは違っているようだ。支配者に火種として利用されていると水篠の質問に答える。今まで、知性のあるモンスターと会話を試みたが、自分の置かれた状況を説明できたモンスターはいなかった。支配者とは何か聞くと古くからの君主の敵だと答える。さらに自分も君主だと言う。支配者と戦うには力不足のため、水篠に味方が必要だと話す。水篠はこのモンスターの言うことを信用できない。そのため、このモンスターはスキルを使い、互いに嘘をつくことができなくなるようにした。

©俺だけレベルアップな件第137話

封印を解いてくれたら水篠を支えるという申し出に、わかったお前を信じようと言おうとする水篠だが最後まで言うことができなかった。嘘がつけないため、巨人の王のレギアが話していることを信じていない水篠には、その言葉が言えなかった。

©俺だけレベルアップな件第137話

レギアの話だと、ゲートの中にいるモンスターは混世の住民と言い、支配者の軍に囚われた敗残兵らしい。長い間、囚われの身として生きてきたため、自我が崩壊しているようだ。レギアを含めた王は敗残兵とは違い、理性を保ってきたし、敗残兵とは格が違うようだ。支配者の軍は、水篠が設計者に見せられた過去の記憶に出てきた銀の鎧をかぶって背中に翼がある奴らのことだそうだ。

©俺だけレベルアップな件第137話

なぜモンスターをこの世界に送ってくるのか尋ねると不敵な笑みを浮かべるレギアであった。

第138話

支配者の兵士はある戦争の準備をしているようだ。君主との戦いの場として戦争の衝撃に耐えられるようこの地球を強化している。じきにこの世界は地獄と化す。本来、水篠もつ力は水篠のものではなく、水篠に力が渡ったという事実は元の持ち主が君主たちを裏切ったことになり、君主と支配者すべての敵となることを意味していたのだ。水篠が影の兵士になってくれた方がいいと言うが、君主も支配者も霊体だから影となることができないらしい。最後に鎖を切りながら人間の味方なのか問うと、答えが返ってこなかった。それを受けて水篠はレギアを倒すことにした。

©俺だけレベルアップな件第137話

ここは、国家権力級ハンターのクリストファー・リードの自宅。副局長とセルナが3人で話がしたいとアポなしで現れたのだ。クリスに数日内に殺されるかもしれないとセルナが告げる。

©俺だけレベルアップな件第137話

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