俺だけレベルアップな件第25話~第34話

再会編

第25話

ハンター協会監視課は、水篠が参加したC級ダンジョンで戦死者が出たことを不審に感じる。戦死者の中に右京将人の兄である右京隼人がいることにも妙なひっかかりを覚える。
水篠はバフの効果によりアルコールをはじめ身体に害をなすものを解毒してしまう。システムの報酬には「大呪術師ガンディアルの祝福」により健康な日々を過ごせるというものや、「復活の意思」損傷した身体を回復、「無病長寿」疾病、毒性、異常に対して免疫を作り睡眠時には再生能力を大幅にアップさせるというものまである。
この効果により「カサカの毒」を副作用なしで使用できた。
諸菱が水篠を呼び出す。要件はギルドマスターになるために19回のギルド同伴のお願いだった。諸菱建設がギルドを作ろうとしているため、どうしても必要な資格らしい。報酬は・・・。

第26話

兄弟でジョギングをする水篠。もし30億手に入れたらどうしたいか妹にたずねる水篠。妹は現実味がないと答える。水篠は考え事をしながら走っているため妹を置いて先を走る。水篠は昨晩の諸菱との会話を思い出す。たった19回のレイド同伴で、推定時価30億を超えるギルドの事務所予定の建物の権利が報酬となる。ただ、成長可能な現状を考えると今後S級にもなり得る自分にとっては30億ははした金だとも考える。そこで水篠はレイドには2人で行くこと条件に出す。C級レイドには10人以上が必要となるため、残りは右京たちのように人数合わせを用意するよう指示する。2人で行くことに不安がある諸菱だが、19回のレイドに成功したら、連続無事故の攻撃隊として箔が付くと説得され、納得する。
考え事をしながら走っていたため、振り返っても妹がいない。さらにデイリークエストのランニングが11km/10kmと表示されている。目標を達成してもカウントが続くことを知る。検証の結果2倍まではカウントされることが分かった。
アメリカにいる右京将人が何者かに殺された兄の敵をとりに来日しようとするが、S級ハンターとしての職務があるため、日本へ行けるのが2か月ごとなる。とりあえず生き残りの水篠と諸菱を殺すつもりのようだ。
デイリークエストのノルマを2倍こなしたことによって、シークレットクエストを達成した。報酬に「祝福されたランダムボックス」「呪われたランダムボックス」が追加された。今回は「祝福されたランダムボックス」を選択し、「悪魔の城の鍵」という入手難易度S級のアイテムを手に入れる。
さっそく鍵をしようし、インスタンスダンジョンに潜入する。辺りのいたるところが燃えている。目の前には「地獄の門番 ケルベロス」というモンスターが現れる。

第27話

入手難易度がそのままダンジョンの難易度の場合、水篠の生存確率は限りなく低くなる。世界的にも手もS級ゲートが開かれたことがほぼない。架南島ではS級ゲートがダンジョンブレイクを起こし、モンスターがゲートの外へ出てしまい、人の住めない土地となった。S級ハンターがチームを組んでもクリアできるかわからないレベル。しかし、単純な好奇心から水篠はダンジョンのモンスターと戦う。
スキル:疾走を使う。1分ごとに1マナ消費するが移動速度が30%アップする。素早い動きで攻め立てる。スキル::殺気を使うが相手のレベルが高いため効かない。称号:狼虐殺者も適用されるので、相性はいいのだが、モンスターのレベルが高すぎて攻撃が通用しない。ケルベロスがスキル:怒りを使い3分間能力値を2倍にする。システムは敵の情報も表示してくれる。ケルベロスに水篠が咬みつかれる。一撃で瀕死状態のダメージを受けるが、システムが水篠が死なないよう力を貸してくれる。一般的な再覚醒とは異なる。水篠はシステムを超えて強くなることを再度誓う。報酬の状態回復を使用し、反撃に出る。なんとかケルベロスを倒す。まだ、自分の力では攻略できないことを悟ったため一度戻ることにした。
思いつめた表情をしている中年の男が大金を渡し、お願いする。監視課の道門は、ダンジョン内での殺しを依頼される。道門はモンスターを倒すことよりも人を殺す時の方が楽しいと自ら話す。

第28話

馬渕がS級ハンターと剣道をしている。どうやら馬淵に剣を習いに来ているようだ。馬淵は物理系覚醒者ではない。そのため、どれだけ剣を鍛えてもモンスターには通用しない。それでも馬淵は剣を続けているようだ。
馬淵がD級レイド参加の召集を受け、集合場所に向かっている途中、水篠と出会う。身長も体格も顔つきもすべて変わった水篠を見て、何があったんだと尋ねたところで二重ダンジョンのことを思い出す。どうやら水篠も協会からの召集を受けていたようだが、ほかにも生き残りの4人のうち3人が召集を受けていた。さらに今回は代役服役者と同行するようだ。代役服役者は、減刑目的でレイドに参加する者たち。もちろん監視課からも道門がレイドに参加するとのこと。B級を倒すにはC級が10人必要で、今回の代役服役者は全員C級だから安全だと、ハンター協会の人が話す。
一同はダンジョンの中へと進む。

第29話

今回も馬淵がリーダーとして行動する。水篠もそれを了承する。
ダンジョン内では馬淵を始め、代役服役者がモンスターと戦う。分かれ道で道門と代役服役者、馬淵・水篠・観月、真島ともう1人というグループで進むことになる。水篠がボスの気配を感じる通路を選ぶ。
道門は代役服役者を殺そうとする。真島たちは水篠に謝ることを決心する。

第30話

真島たちが奥へ進むと、道門が代役服役者を殺しているところに出くわす。悲鳴と殺気に反応し、水篠たちがかけつける。真島は瀕死の状態だった。もう観月の回復でも治せない。死の間際、水篠に謝罪する真島。そして、真島は息絶えるのであった。道門を倒そうと馬淵が戦う。観月にバフをかけてもらい身体強化をはかる。得意の剣で道門と戦う馬淵であった。

第31話

馬淵が熟練した剣技を見せるが暗殺系ハンターの道門には攻撃が当たらない。不意を突いて放った魔法も大したダメージを与えられなかった。道門が馬淵を攻撃するが、水篠が防ぐ。その身のこなしから、水篠の再覚醒を疑う道門であった。

第32話

水篠がなぜ囚人を殺したか道門に聞く。道門は囚人たちに恨みを持つ被害者からの依頼だと話すが、その表情は「人を殺すこと」を楽しんでるようにしか思えない。
水篠と道門が戦う。そのスピードに馬淵たちが驚く。速度は両者互角だが、経験値が浅い水篠が若干不利なようだ。観月がバフを水篠にかける。システムが殺意を感じ取ったため、緊急クエストが発生する。道門は水篠の底知れぬ何かに困惑する。

第33話

水篠と道門は、どちらも長接近型のダメージディーラーで暗殺系ハンター。攻撃スタイルが似ている。水篠はスキル:疾走を使いさらに速度を上げる。短剣「カサカの毒牙」の効果で出血が起きる道門。しかし、レベルが高い相手ほど効果が持続しないため、すぐに効果が消されてしまう。逆に道門は姿・音・においを消すことができるスキル:隠密を使う。水篠は不意を突かれ足を負傷するが、報酬の状態回復を使ってすぐに完治させる。さらにスキル:殺気を使用し、動きを鈍らせる。そのすきに心臓を一突きにする水篠であった。

第34話

道門を倒した水篠は、「ルーン石:隠密」を手に入れた。この石を使用することで、スキルを吸収できる。
水篠は馬淵と観月を先に帰す。そして、声が出せない状態だが、生きていた囚人を連れてボスの間に行く。囚人をボスの間にいるモンスターに捧げる。道門以下のクズをつれてかえるわけないだろと言葉を放った。ボスは水篠1人で倒し、先にダンジョンから出た2人と合流する。
ゲートの外では報告を受けた監視課の上の人間(犬飼を含む)がすぐさまやって来た。水篠たちがダンジョンをクリアしてから40分ほど経過していたため、ゲートが閉じるまでに20分しかない。犬飼は何か隠蔽したいことがあるのではと疑う。犬飼は水篠たちをみつけると謝罪する。水篠は犬飼の次元が違う力を感じ取る。A 級で今の自分では勝てないと感じる。犬飼が道門を殺したのは誰かたずねると、馬淵が観月の協力で自分がやったと話した。馬淵は水篠が力を隠すのには理由があるのではと、水篠を気遣っての発言であった。いろいろと疑問は残るが、その場を後にしようとする犬飼。犬飼は水篠に死んだ右京の弟が狙ってきているかもしれないと忠告する。S級が相手だと法では制御できないため、気をつけるようにと念を押す。