盗掘王第2話

第2話

自分でも手に負えない墓がまだ存在していたことや、そこに行く任務自体が大河原の罠だったこと、その時に死ぬはずだったのに15年前に戻ってきたことなど、今日は驚くことばかりだった。しかし、それをチャンスだと感じる遼河。
現在は取り調べ中で警察署の中。高校生が先に遼河に絡んできたため手を出してしまったことが発端のようだ。高校生の母親は示談か刑務所に入るかとまくしたててくる。主力武器も軍資金もない八方塞がりな遼河に苛立つ高校生の母親が手を出そうとする。それをとっさに防ぐ遼河。

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先に絡んできたのは高校生の方だと遼河が自分の正当性を訴える。すると今度は高校生が手を出してくる。その手をつかみ簡単に投げ飛ばす。身体が以前より軽く感じる。やっと警官たちが止めに入る。遼河は刑務所に入ることを選ぶ。遺物が現れれば無法地帯となるため、前科がつくことなど関係なくなる時代が来ることを知っているからだ。
留置場の中で今後について考える遼河。急に目の前に自分にしか見えないウィンドウが現れる。カラスの仕業のようだ。

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金光という刑事が現れ、外に出ることができた遼河。金光は孤児だった遼河を本当の弟のようにかわいがってくれている人だ。金光に変わった事件はなかったかたずねる遼河。まだ、遺物使用者による不可解な事件は起きていないようだ。金光と別れて、今後について考えるが、軍資金がないことが大きな壁になっている。そこへチンピラたちが現れる。

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金づるを見つけたと喜ぶ遼河であった。

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